このページでは、私たちが間接加熱式たばこ1(IT1)に対して実施した、3つの臨床試験について紹介します。
試験方法
紙巻たばこ喫煙者60名を対象に、各20名ずつ、(a) IT1に切り替えるグループ、(b) 紙巻たばこの喫煙を継続するグループ(コントロール)、(c) 禁煙するグループ(ベンチマーク)の3グループに分け、5日間にわたり16種類の曝露マーカーの量を調査しました。

結果
(a) IT1に切り替えたグループでは、
- (b)紙巻たばこの喫煙を継続したグループに比べ、全ての成分の曝露量が、顕著に減少しました。
- また、ニコチンを除くほぼ全ての成分の曝露量が、(c) 禁煙したグループと同様のレベルまで低減しました。
Study ID: UMIN000025777
試験方法
IT1のみを日常的に使用している者259名の7種の生体指標値を調査しました。併せて、紙巻たばこ喫煙者100名および非喫煙者100名についても、これらの指標値を調査し、IT1使用者と比較しました。

結果
- 測定した全ての生体指標について、IT1使用者のグループの値は、紙巻たばこ喫煙者のグループの値と顕著に異なっていました。
- また、IT1使用者のグループの値は、非喫煙者のグループの値に近いことが確認されました。
Study ID: UMIN000036304
IT1:ニコチン体内動態調査
この試験では、IT1と紙巻たばこを使用した際のニコチンの体内動態を評価しました。
試験方法
紙巻たばこ喫煙者24名が、IT1と紙巻たばこをそれぞれ一定の条件*で使用した際の、血中に含まれるニコチンの濃度を測定しました。
*3分間の使用(20秒間隔で計10回吸引)
結果
- IT1使用時のニコチンの最高血中濃度(Cmax)及び全体量(AUC)は、紙巻たばこ喫煙時と比べ、低いことが確認されました。
- また、IT1使用時のニコチンの最高血中濃度到達時間(Tmax)は、紙巻たばこ喫煙時と同等であることが確認されました。
