弊社の研究開発を行う科学者は、リスク低減製品*のあらゆる面でカテゴリーリーダーを目指す私たちを、後押ししてくれる駆動力となっています。
ここでは、JTで働く才能あふれる科学者たちにスポットライトを当て、彼/彼女らを突き動かす動機や科学への情熱を探ります。
役職は2019年8月現在のものです
科学者紹介
“研究では仮説が正解とは限らず、どちらかといえば不正解であることが多いので、研究はむしろ修行なのかもしれません。その修行を通じて自分自身が成長していければと考えています”
製薬業界において遺伝毒性評価を中心に、非臨床安全性評価に20年近く関わってきました。2017年にJTへ入社し、主にリスク低減製品のin vitro生物評価を担当しています。農学の博士号(Ph.D.)を取得しており、日本毒性学会認定トキシコロジストでもあります。
“誰も知らなかった事実を明らかにすること、解決すべき問題を解決することに必要となるのがサイエンスだと思っています。どんな研究でもひとの役に立たないものはない、というのが私の信条です”
農学の博士号(Ph.D.)を取得した後、2010年にJTに入社しました。2016年から、JTグループ独自のリスク低減製品におけるリスク低減の可能性を評価するため、生物学的試験結果を統合するプロジェクトに参加しました。現在は、最先端の技術を使用して新しい研究課題の立ち上げ業務を担当しています。
“ある事象についての本質・真実は一つですが、それを見極める方法は様々で、どのような方法でいかに適切に根拠を提示できるかによって、科学者の力量が問われます”
農学の博士号(Ph.D.)を取得後、2017年、JTに入社し、これまで一貫してリスク低減製品の香料の研究に従事してきました。現在は香りと味が人間の感覚メカニズムに与える影響について研究しています。
“科学はワクワクを与えてくれるもの。科学によって、分からないことが分かるようになったり、困っていることを解決できるようになったりするから”
2012年にJTに入社し、製品の品質を分析評価をする部門で仕事をしています。2017年からはリスク低減製品のベイパー(蒸気)および液体中の主要成分の分析を担当しています。
“科学とは直感と経験を頼りに最先端の知識と高度な技能を駆使して行う職人芸”
食品化学分野での農学博士号(Ph.D.)を取得した後、2003年にJTに入社しました。現在、電子たばこおよび加熱式たばこの香りと味のデザインを担当しています。
“科学は未来を創るもの。分からないことが分かるようになり、分かったことで出来なかったことが出来るようになる、その可能性の広さに魅力を感じます”
バッテリーやデバイスの分析をメインに行うチームに在籍しており、現在、主にリスク低減製品デバイスに搭載された電池の分析とその特性の評価を担当しています。
“科学による新しい発明・発見が生活スタイルを根本から変えたり、新たな価値を生み出したりする点に魅力を感じます”
2017年以来、電池とデバイスの安全性および機能性の評価を通じて、リスク低減製品の品質基準の改善に取り組んでいます。
“科学は目に見えない現象を、簡潔なイメージに変換するツールです。そのような“科学”に基づき導かれた「簡潔なイメージ」により、複数の独立した結果の解釈が容易になり、「簡潔なイメージ」に基づき行った操作の結果を概ね正確に推測することが出来ることもあります”
2001年の入社以来、たばこの研究で様々なキャリアを築いた後、まず2015年に、加熱式たばこの開発に携わりました。
工学の博士号(Ph.D.)を取得し、現在は、加熱されたたばこからの煙とベイパー(蒸気)成分の生成メカニズムを研究しています。
“科学とは、人類の生活およびその進歩に必要不可欠なもの。終わりのない所が魅力的”
薬学の博士号(Ph.D.)を取得後、2008年にJTに入社し、たばこの煙に含まれる香り成分の研究に従事しました。ベルギーの研究機関で2年の研究を終えた後、日本に戻り、加熱式たばこの香りと味に関する研究を行っています。
“いま、科学は全世界共通言語と言えるでしょう。ただし、科学技術の進歩によって昨日までの真実や常識が明日には書き換えられることもあり、日々それらに追いつく努力が求められます”
1990年にJTに入社し、製薬部門とたばこ事業部門の両方でキャリアを積んできました。2001年から様々なリスク低減の取り組みに関わり、現在は製品の信頼性とリスク低減の可能性を評価するための技術の評価に従事しています。
“科学は驚きやワクワクを与えてくれるもの。突き詰めても終わりがないからこそ、いつまでも夢中になれるのです”
2017年にJTに入社し、製品の様々な品質に関わる検査方法の開発に携わっています。
科学者紹介
“科学者以外に就きたい職業は一切ありませんでした。科学は、これまで他の誰も見たことがないものを探求し、その第一発見者となる機会を与えてくれます”
生物工学を専攻し、分析生化学の博士号(PhD)を取得した後、2012年、ウィーンの研究所に加わりました。現在は新しいリスク低減製品の試験に深く関わっています。